伽藍
鎮守三坂明神社
【伝慶長十五年(1610)】
重要文化財〕
三間社流(ながれ)造こけら葺の建築で、当山の鎮守三坂大明神を祀る。
正面の虹梁(こうりよう)蟇股(かえるまた)組物彫刻及び側面の懸魚(げぎょ)等は江戸初期の様式を示しており、建立は本堂とほぼ同時期と考えられる。
多宝塔
【正保四年(1647)】
〔重要文化財〕
小倉城主源忠真の寄進によ.って建立され、弥勧善薩を安置している。
初層は方型・平行垂木二層は円型・扇垂木、その間に白塗りの亀腹を持ち、蟇股と連子窓は彩色されている。
相輪を失っていたが昭和六十年復元した。
【寛永8(1631)】
〔市指定文化財〕
土佐城主山内忠義による寄進。
役行者像を安置